BMWのヒューマノイド、1,250時間の実測値が出た
BMW が2026年2月27日、ドイツの工場でヒューマノイドロボットを生産に投入すると発表した。同時に、米スパルタンバーグ工場での10か月間の実績を数字で出している。
出た数字
2025年にスパルタンバーグで Figure AI の Figure 02 が担当したのは、溶接工程向けに板金部品を正確に取り外して位置決めする作業である。
| 項目 | 実測 |
|---|---|
| 稼働 | 月〜金、1日10時間シフト |
| 期間 | 2025年の10か月間 |
| 運んだ部品 | 90,000点超 |
| 歩数 | 約120万歩 |
| 稼働時間 | 約1,250時間 |
| 支援した生産 | BMW X3 を 30,000台超 |
デモ動画ではなく、稼働時間と処理点数が出ている点がこの発表の性格を決めている。
ドイツはFigureではない
ライプツィヒ工場では2026年夏からパイロットが始まる。作業は高電圧バッテリーの組み立てと部品製造である。
ここで使われるのは Figure ではなく、Hexagon Robotics の AEON である。二次情報では「BMWのヒューマノイド」として Figure と混同されていることがあるが、BMW の発表では工場と機種が分けて書かれている。
確認できていないこと
台数はどちらの工場についても発表されていない。 「40台」といった具体的な数字が二次情報に出ているが、BMW の発表文には記載がない。本記事では扱わない。
スパルタンバーグにおける Figure 03 への移行についても、この発表(2026年2月27日)には含まれていない。
数字はすべて BMW の発表に記載されているものである。